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当院では血管年齢を診断できる血管年齢診断を行っています

血行障害とは

頭からつま先まで全ての組織に送られている血液。その血液の流れに異常が生じる疾患を血行障害と言います。
その中で末梢閉塞性動脈疾患(P A D)は冠動脈(心臓の血管)や大動脈以外の全ての動脈疾患を言います。

末梢閉塞性動脈疾患の中には、脳血管や頸動脈、上肢動脈疾患、腸間膜動脈疾患、腎動脈疾患、下肢動脈疾患があります。

当院では主に下肢動脈閉塞疾患に対しての治療に力を入れています。

下肢閉塞性動脈疾患では塞栓症・血栓症などの急性閉塞性疾患と下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)・バージャー病・糖尿治病性足病変・その他(膝窩動脈捕捉症候群・膝窩動脈外膜嚢腫・遺残坐骨動脈・膠原病関連の血管病変)に分けられます。

症状として足の痺れや冷感、一定時間の歩行によりふくらはぎに締め付けるような痛みがある(間欠的跛行)、安静時疼痛、潰瘍・壊死などがあります。

診断

1) 動脈圧測定

両手と両足の血圧を測ってA B I(足関節上腕血圧比)を測定します。

2) 動脈超音波検査

超音波で足の動脈を直接観察し、血管の狭窄や閉塞を調べることができます。また、ドップラー検査を追加することで血液の流れを詳しく見ることができます。

3) C T検査

血管の中の石灰化や血管の動脈硬化の程度がわかります。また、造影剤を使用すると動脈の狭窄や閉塞の場所・程度がわかります。

4) 血管造影検査

カテーテルを入れて造影剤を注入することで動脈の狭窄や閉塞が最も詳しくわかります

生活習慣病健診・血管年齢診断についてはこちら

治療

禁煙指導・内服薬の治療に加え、狭窄や閉塞している動脈を広げたり、開通させる治療(カテーテル治療)や血栓を除去する手術(血栓内膜摘出術)、ご自身の血管や人工血管に置換する手術(バイパス手術)などがあります。

当院では患者様にあった治療法を診断し、旭川医科大学病院と連携して一人ひとりにあった適切な治療・術後のアフターケアを行なっていきます。

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