栄養サポート外来を開始します
栄養不良、過栄養の方に対する外来治療を行う外来です。
栄養状態や嚥下状態などを評価して適切な栄養療法や指導を行い、栄養状態を改善することを目的とした外来です。
①体重が減った、②歩く速さが遅くなった、③筋力が落ちた、④疲れやすい、⑤あまり動かなくなった…こんな症状はありませんか。これらの5つの症状のうち3つ該当すると「フレイル(虚弱:加齢により心身が老い衰えた状態」と呼ばれる状態です。
このような方の評価と治療、その他に経腸栄養管理(胃瘻、腸瘻、食道瘻(PTEG))、経鼻栄養チューブでの相談、栄養剤選択(下痢や嘔吐、繰り返す誤嚥など)の疑問や静脈栄養管理(CVポートやPICC、在宅や施設での管理)について相談をしたい方が対象となる外来です。
過栄養による肥満は,糖尿病,脂質異常症(高脂血症),高血圧症の原因となり,これらはメタボリックシンドロームと呼ばれます。動脈硬化,特に心血管障害の重大なリスク因子となります。そのような過栄養も状態を評価して治療介入を行うことも栄養サポート外来の対象となります。
減量にあたっては患者さんのモチベーションを維持することがとても重要です。患者さんには、あせらず、少しずつでも減量に向けて努力できるようにサポートをします。
栄養関連のセカンドオピニオンなどの御相談も対応いたします。(外来時間での対応が困難な場合は後日の再診をお願いすることがあります)
診察日
月曜から土曜日 毎日
月に数回の担当医(星 智和:日本栄養治療学会指導医)の不在日があります。
予約制ではありませんが、来院前に確認をお願いします。